アジングは、人気のルアー釣りの1つです。
ワームで誘って釣るのですが、非常にゲーム性が高くて奥が深い釣りです。
まずは、ロッドやリール、ワームなどの釣具について知ることから始めるとよいでしょう。
ここでは、アジングの仕掛けと釣れる時期についてご紹介します。
目次
アジングの時期のおすすめ
アジングの時期のおすすめについてご紹介します。おすすめの時期は、夏から秋にかけてです。
6~11月に釣りに行くとよいでしょう。
夏は小さいですが、本当によく釣れます。
初心者が腕を磨くのに最も適しています。
大型のアジを狙いたい人は、少し寒くなってから行くのがベストです。
冬になると、30cmを超えるものが釣れるようになります。
アジの活性が低くなって、たくさん釣るのは難しくなります。
ススム
時期は、釣りに行く場所や年によって差があります。
そのため、釣りに行く前に釣果情報を入手しておくとよいです。
そのため、釣りに行く前に釣果情報を入手しておくとよいです。
アジングの時間帯のおすすめ
アジングの時間帯のおすすめについてご紹介します。基本的には、朝マズメと夕マズメがおすすめです。
活性が高くなる夜間もよく釣れます。
夜釣りなら、常夜灯周辺に釣りに行くとよいでしょう。
アジは光に集まって来るので、簡単に釣れることが多いです。
もちろん、日中にも釣れないことはありません。
アジングロッドの長さなど初心者におすすめなのは?
アジングには、アジング専用ロッドをおすすめします。アジの当たりは非常に繊細で、高感度の穂先を持ったロッドでないと当たりを取ることができません。
硬いと当たりを取れないばかりか、アジが違和感を抱いて喰ってくれません。
繊細な当たりを取って、しっかり合わせてフッキングさせるのがアジングです。
専用ロッドに勝るものはないでしょう。
長さは、6~7フィートがおすすめです。
長い方が飛距離が出るのでよいのですが、長すぎると合わせが遅れるなど若干釣りにくくなります。
この辺は好みになります。
初心者は、7フィート前後が使いやすいです。
アジングにはソリッドとチューブラーのどちらがよい?
アジングロッドには、2つのタイプのロッドがあります。ソリッドティップタイプとチューブラーティップタイプです。
それぞれの特徴は、次のとおりです。
ソリッドティップタイプ
ソリッドティップタイプは、穂先まで中が詰まっていて、感度性能に優れたロッドとなっています。
柔らかいので、アジに違和感を抱かせずに喰いこませることができます。
喰い込み重視のロッドとなっています。
チューブラーティップタイプ
チューブラーティップタイプは、穂先が空洞になっていて、張りのあるロッドとなっています。
張りがあるので、ルアーの操作性に優れ、当たりがあればしっかりと合わせることができます。
掛け重視のロッドとなっています。
必ずしも、どちらがよいというわけではありません。
それぞれに特徴があるので、理想は釣り方や状況により使い分けるのがベストです。
ただ、初心者には当たりを取りやすく、違和感なく喰わせることができるソリッドティップタイプのロッドがおすすめです。
アジングリールの番手やギア比は?
アジングには、バックラッシュなどのトラブルが少ないスピニングリールがおすすめです。大型の魚を釣るわけではないので、それほど大きなリールは使いません。
サイズは、2000~2500番がぴったりです。
細いPEを使うので、ライン切れ防止の点からドラグ性能の優れたリールを使います。
アジは口が柔らかいので、口切れ防止にも役立ちます。
気になるのはギア比です。
一般的には、ジギングなど速巻きをする釣りにはハイギアモデルが好まれる傾向にあります。
では、アジングにおいてもハイギアモデルの方がよいのでしょうか?
実は、ハイギアモデルは巻き始めが重いのでスロー巻きにあまり適していません。
アジングでは、速巻きよりもスロー巻きで誘うことが多いです。
そう考えると、ハイギアモデルは避けた方がよいように感じます。
この辺は人によって考え方が異なるのですが、個人的にはノーマルモデルでよいと思います。
アジングのラインの太さは?PEがいい?
アジングのラインとしては、次のものがよく使われます。- PE
- ナイロン
- フロロカーボン
- エステル
もっともよく使われているのは、PEです。
PEは強度が高いので、他のラインに比べて細いものを使うことができます。
細いと、飛距離が出やすいです。
しかも、あまり伸びないので、当たりが穂先にダイレクトに出ます。
つまり、当たりを取りやすいのです。
根ズレに弱い、沈下速度が遅い、風に弱いなどのデメリットもあります。
まずは、PEから始めて、必要に応じて他のラインを使ってもよいです。
PEは、0.3~0.4号を使います。
太すぎると、飛距離が出ず、アジの繊細な当たりを取りにくくなります。
アジングのリーダーの太さは?長さは?
ラインにPEを使った場合は、必ずリーダーをセットします。先ほど少し触れましたが、PEは根ズレに弱いです。
リーダーにはそれをカバーしたり、急な衝撃を緩和するなどの働きがあります。
PE以外のライン(一部のフロロカーボンを除く)でも、基本的にはリーダーをセットした方がよいです。
リーダーには、フロロカーボンがよく使われます。
フロロカーボンが使われるのは、根ズレに強い、感度がよい、沈みやすいなどの特徴があるためです。
太さは、1号前後が最適です。
長さは、30~50cmにしておきます。
少し長めにしておくと、ジギヘッドを飲み込まれた時などに対処できます。
ラインとの結束方法には、電車結びなどいろいろあります。
電車結びは、結び目が大きく、強度がやや弱いのであまりおすすめしません。
おすすめはFGノットです。
比較的簡単で、強度も高いです。
アジングで使っている人が多い結束方法です。
アジングのジグヘッドの重さは?
ジグヘッドとは、オモリとフックがセットになったものです。ワーム釣りでよく使われる釣具です。
付いているオモリの重さが異なるものがたくさんあります。
そのため、重さが異なるジグヘッドをいろいろ用意しておかないといけません。
アジングでよく使われるジグヘッドの重さは、1g前後です。
喰いが渋い時は、ジグヘッドを軽くするのがセオリーです。
0.5gなどの軽めのジグヘッドをスローで引いてくるのがおすすめです。
潮が速い・風が強い時は、重めのジグヘッドを使います。
2~3gなどの重めのジグヘッドがおすすめです。
初心者は、1.5gを使うとよいです。
軽いジグヘッドは、キャストしにくく、底を取りにくいです。
しかも、巻いてくる時の操作感がないので、非常に釣りにくいです。
慣れてくれば、徐々に軽くしていけばよいです。
アジングのワームのカラー?サイズは?
人気の高い釣りだけに、各メーカーからさまざまなワームが販売されています。ワームのカラーについてです。
カラーは、状況に応じて使い分けるのがベストです。
同じカラーばかり使っているとスレてしまうので、カラーローテーションが重要です。
同系統のカラーばかり交換していてもさほど意味がありません。
そのため、まったく異なったカラーを何種類か用意しておく必要があります。
夜釣りや潮が濁っている時におすすめなのが、グローやホワイトです。
特に、グローは必ず用意しておきます。
日中や潮が澄んでいる時におすすめなのが、クリアです。
アジングでは実績の高いカラーです。
他には、ピンクやオレンジ、チャートなども定番カラーとして人気が高いです。
海の状況や時間帯、アジの活性などによって、どのカラーへの反応がよいかはわかりません。
そのため、さまざまなカラーを使って、ヒットカラーを見つけるしかありません。
ワームのサイズについてです。
アジは口が小さいので、あまり大きなワームでは釣れません。
サイズは、1.5~2インチがおすすめです。
形状は、ストレートとピンテールが人気です。
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