アオリイカは、船からのエギングでも狙えます。
春は浅場で大型を釣ることができます。
ここでは、春のエギングの船仕掛けと釣り方についてご紹介します。
船での春エギングの時期
船での春エギングの時期についてご紹介します。基本的には、エギングは年間を通して楽しむことができます。
ベストシーズンは春と秋です。
中でも、春は大型を狙うのに最適な時期です。
3~6月頃になると、産卵のため大型のアオリイカが浅場にやって来るためです。
超浅場でも狙うことができます。
超浅場では船は厳しいので、ボートで釣ります。
ボートエギングはこちらを参考にしてみてください。
この記事は、船で浅場を狙うエギングについて解説していきます。
船はある程度水深のある場所で釣りますが、ボートは水深が5~10mほどの場所で釣ることが多いです。
船からのエギングは、ボートでの仕掛けや釣り方とは異なります。
エギングの船仕掛け
エギングの船仕掛けについてご紹介します。仕掛けは次のとおりです。
ロッド
ロッドは、アオリイカ専用ロッドを使います。
長さは3m前後です。
長めを使うのは、小さくシャクッても竿先の振り幅は大きくなって、エギがしっかり動いてくれるためです。
エギが船影から離れ、アオリイカの警戒心を和らげることができます。
浅場で釣る場合はかなり有効です。
他には、7:3~6:4調子のゲームロッドでもOKです。
長さは2m前後です。
リール
リールは、小型の両軸リールを使います。
ライン
ラインはPEの1~2号を使います。
100mほど巻いておきます。
ハリス
ハリスは、フロロカーボンの4~5号を使います。
長さは4m前後です。
オモリ
オモリは中オモリを使います。
10~12号がおすすめです。
エギ
エギはノーマルタイプのものを使います。
サイズは3.5~4号がおすすめです。
カラーは、ピンク・オレンジ・ブラウン・オリーブ・パープルなどがよく使われます。
始めは、ピンクやオレンジでアオリイカの反応を確かめるとよいです。
日中はブラウンやオリーブといったナチュラル系がおすすめです。
ハリスとの間には、エギ用スナップを使うと便利です。
ただし、スナップが大きすぎると乗りが悪くなります。
S~Mがおすすめです。
船でのエギングの釣り方
船でのエギングの釣り方についてご紹介します。まず、船長からの指示ダナまで仕掛けを沈めます。
指示ダナまで沈んだら、ハリスがピンと張るまで待ちます。
ピンと張れば、誘い始めます。
鋭くシャクッてエギを跳ね上げます。
すぐに竿先を下げてエギをフォールさせます。
その後、6~8秒アタリを待ちます。
乗ってこなければ、再びシャクります。
これを繰り返し行います。
ただし、次のことに注意しなければなりません。
海底の起伏に合わせて、常にタナが変わります。
そのため、船長からのタナのアナウンスに従って、ラインの出し入れをして調整しなければなりません。
そうしないと、タナボケや根掛かりで釣りになりません。
乗ってこなければ、ソフトにシャクッてフォールさせ、12~15秒待つような釣り方をするとよいです。
春の大型はあまり激しく誘うとよくないことが多いです。
一方、秋の小型は少し激し目に誘った方が効果的です。
アタリがあれば合わせます。
フッキングすれば、重量感が手に伝わってきます。
後は、ラインを緩めないように一定の速さで巻き上げます。
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