エギングの場所選びとポイント選び

基本的には、アオリイカは日本全国のほとんどの沿岸に生息しています。

多いか少ないか、大きいか小さいかはあっても、ほぼ1年を通して釣ることができます。

そんなアオリイカですが、どこにでもいるとは言っても、集まっているところとそうではないところがあります。

効率的に釣ろうと考えれば、やはり集まっているところへ釣りに行かなければなりません。

ここでは、エギングの場所選びとポイント選びについてご紹介します。

エギング以外の釣り方でも参考にしてみてください。


エギングの場所選びとポイント選びについては、次のとおりです。

どの場所やポイントでも共通しているのが、潮通しとベイトフィッシュです。

潮通しがよっくてベイトフィッシュがいれば、アオリイカがいる可能性が高くなります。

エギングで堤防を攻める

漁港や一文字などがメインの釣り場となります。

もっともポピュラーな釣り場です。

エギングを行う釣り人の大半が行く場所です。

そのため、人気が非常に高いです。

シーズンになると、釣り人で混雑する場所もあります。


外海に面している堤防がよいです。

中でも、堤防の先端や角、係船・ブイ・ロープの周辺、消波ブロック周辺、船道、岩礁帯、海藻帯、沈み根、カケアガリなどは好ポイントとなっています。

スミ跡が残っているポイントは、実績のある場所なので見つけたらキャストしてみるとよいです。

この投稿をInstagramで見る

shohei'f0611さん(@shohei.990611)がシェアした投稿 - 2019年 7月月22日午前8時38分PDT

エギングで磯を攻める

港・岸壁に比べると、敷居が高いようです。

そのため、港・岸壁ほど釣り人は多くはありません。

アオリイカがスレておらず、比較的釣りやすいです。

もちろん、釣りに行く場所や状況によっても異なりますが。


磯釣りは足場が悪いなど危険が多いです。

準備をしっかりするなど、細心の注意を払わないといけません。


磯では、海藻帯、沈み根、磯の先端などの潮通しのよいポイントを中心に攻めるとよいです。

磯にはポイントがたくさんあるので、いろいろなポイントを丁寧に探ってみます。

潮通しのよいポイントなら、粘っているとよいことも。

この投稿をInstagramで見る

やぎ〜さん(@yagiiiiiegiiiii)がシェアした投稿 - 2019年 7月月22日午前10時06分PDT

エギングで砂浜（サーフ）を攻める

“港・岸壁は混雑しているので避けたい”“磯へは行きづらい”という人に人気が高いのが砂浜です。

唯一残されたフィールドと言っても過言ではありません。

磯に比べると、安全で気軽に釣りを楽しめるのがよいです。

しかも、他の釣り場ほど、特定のポイントというものがありません。

その上、砂浜は広いので、たくさんの釣り人がやって来ても問題ありません。


よく釣れる砂浜の条件はいろいろありますが。

中でも、急に深くなっている砂浜や根が混在している砂浜の実績が高いです。


先ほど特定のポイントがないと言いましたが、厳密には海藻帯、沈み根、カケアガリを攻めるのがベストです。

ただ、見ただけではなかなかわかりにくいので、実際にキャストして確かめるしかありません。

この投稿をInstagramで見る

Shinji Katoさん(@shinji9378)がシェアした投稿 - 2019年 4月月7日午前3時13分PDT

よい場所やよいポイントを知ろうと思えば、やはり実際に行ってみることが大切です。

釣ってみてわかることがあります。

他の釣り人が、どのポイントで釣り上げたのかなども見ておくと、次に行く時の参考になります。

近くの釣具店で情報を入手するのもよいですね。



最後に、いくら実績の高い場所やポイントでも、状況によってはダメな場合があります。

その理由として、風の強さや向きを挙げることができます。

特に、横風が強いと釣りになりません。

狙ったポイントを攻めることができなかったり、当たりを取りにくかったりとよいことがありません。


風だけでなく、潮の流れや速さなど、他の条件も釣りに影響を与えます。

そのため、場所選びやポイント選びは、コンディションを把握した上で判断しなければならないことが多いです。

いろいろ経験をすることで、だんだんよりよい判断をすることができるようになっていきます。

失敗をおそれずに、まずはやってみましょう。