紀州釣りは、別名ウキダンゴ釣りと呼ばれるようにダンゴを使って釣ります。
ダンゴは紀州釣りには欠かせません。
ここでは、紀州釣りのダンゴの配合とエサについてご紹介します。
紀州釣りのダンゴは自作?それとも市販?
紀州釣りでもっとも重要なものとして、撒き餌(ダンゴ)を挙げることができます。ダンゴの出来次第で釣果が決まると言っても過言ではありません。
ダンゴの作り方には、大きく分けると2つあります。
自作するか、市販のエサを使うです。
それぞれについて見てきます。
紀州釣りのダンゴを自作する!レシピは?
複数の材料を混ぜてダンゴを自作する方法についてご紹介します。次の材料を入れます。
- 砂 3リットル
- ヌカ 9リットル
- 押し麦(釣り用) 適量
- 細びきさなぎ 1kg
- アミエビ ブロックの半分
- チヌパワースペシャルMP 適量(入れすぎない方がよい)
- 海水 適量
必ず全部入れないといけないわけではありません。
アミエビとチヌパワースペシャルMPは入れなくても問題ありません。
他の材料を入れたり、入れる量を変えてもOKです。
これが正解というものはありません。
自作のよい点は、比較的安く手に入る材料が多いので、安くあげることができる点です。
入れる材料についても、自分なりに考えていろいろ試せる点もよいです。
紀州釣りのダンゴ用配合エサを使う
市販のダンゴ用配合エサを使う方法についてご紹介します。海水を混ぜるだけでよいのでおすすめです。
しかも、専用のものだけあって、“沈むのが速い” “崩れるのが速い” “握りやすい”とよいことばかりです。
もちろん、集魚力も高いです。
では、どのような配合エサを使えばよいのでしょうか?
こちらは、比重が高くてより速く沈むダンゴの作り方です。
参考してみてください。
次の材料を入れます。
- 本筏チヌ 半分
- 大チヌスペシャルハイパー 半分
- 紀州マッハ攻め深場 半分
- ニュー赤ダンゴチヌ 6Kg
- 速戦爆寄せダンゴ(活性が低い場合は適量)
- 海水 適量
まず、必要な配合エサを入れます。
その後、適量の海水を加えながら混ぜていきます。
配合エサは上の分量を入れると、約14Kgになります。
海水の目安は約3リットルとなります。
これはあくまで目安です。
ダンゴの硬さに注意しながら、少しずつ海水を加えるようにしてください。
状況に応じて、アレンジも可能です。
砂や押し麦、細びきさなぎ、アミエビなどを混ぜてもOKです。
自分なりにいろいろ工夫してみると、さらに釣りを楽しめます。
紀州釣りのダンゴは硬さが重要
自作の場合でも、市販のエサを使う場合でも、ダンゴの硬さは重要です。つまり、入れる海水の量です。
これを誤ると、まったく釣れないこともあります。
水加減には注意が必要です。
理想は、しっかり握れてしっとりしているぐらいです。
海水が多いと、べちゃべちゃして割れにくくなります。
逆に少ないと、しっかり握れず、底に着くまでに割れてしまいます。
気温などでも変わるので、いつも同じ分量の海水を入れればよいというわけにはいきません。
確認しながら、少しずつ海水を入れていくようにします。
着底してから、1~2分ほどで割れるような硬さを目指してください。
なお、エサ盗りが多い時や潮が速い時は硬めにして、小さ目のダンゴを作るようにします。
正直、文章で説明するのは難しいです。
自分で作って、実際使ってみないとなかなかわからないと思います。
ある程度の知識が入れば、あとは実践あるのみです。
いろいろ試してみてください。
実は、もう1つ重要なことがあります。
ダンゴを握る際の力加減です。
軽く握るのか、しっかり握るのかで、できあがるダンゴの硬さは変わってきます。
基本的には、底までダンゴを落とすのなら、少し力を入れてしっかり握る必要があります。
狙う水深に応じて握る回数を変えるなどの工夫が必要です。
いろいろ試してやっていくしかありません。
紀州釣りの刺し餌
紀州釣りの刺し餌についてご紹介します。刺し餌には、オキアミと練りエサがおすすめです。
どちらか一方を使い続けるよりも、交互に使う方がよいです。
他には、コーンやさなぎ、オキアミのボイルなどを用意しておくとよいです。
エサ取りが多い場合には、コーンやさなぎなどの固めのものを使うとよいです。
どのエサをよく喰いのかはやってみないとわかりません。
それに、釣りに行く場所によってもかなり変わってきます。
近くの釣具店などで情報を入手しておくとよいです。
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