タチウオ釣りをする人にとって、ドラゴンを釣り上げることは最大の夢です。
ドラゴンは、大型のタチウオを指す言葉です。
狙って簡単に釣れないだけに、釣った際の喜びは大きいものとなります。
では、本当に狙って釣れないのでしょうか?
ここでは、タチウオのドラゴンの釣り方とサイズについてご紹介します。
船のテンヤ釣りに関しての釣り方です。
タチウオのドラゴンとは?そのサイズは?
ドラゴンとは、どれくらいのサイズのタチウオのことを言うのでしょうか?定義はあるのでしょうか?
調べたところ、明確な定義というものはありませんでした。
地域によっても、基準は異なるようです。
ここでは、大阪湾でのドラゴンについて解説します。
先ほども言いましたが、明確な定義はありませんので、一般的にはこのような基準で判断されることが多いということでご了承ください。
- サイズは1.2m以上であること
- 重さは1.2Kgを超えること
- 指5本以上の幅であること
ススム
サイズか指何本かで、ドラゴンかどうかの判断をしている人が多いように感じます。
ドラゴンについてもう少しみておきます。
タチウオは大きくなればなるほど、警戒心が強くなります。
そのため、小型のように簡単には釣れません。
いかに警戒心をもたせることなく、自然に喰わせることができるかが大きなカギとなってきます。
当たりは非常に小さいか、いきなり強烈に引き込むかのどちらかであることが多いです。
小さい当たりがあれば、リールをゆっくり巻いて誘いを入れます。
タチウオのドラゴンの釣り方のコツ
タチウオのドラゴンの釣り方のコツについてご紹介します。先に言っておきますが、ここでご紹介する釣り方をすれば、必ずドラゴンが釣れるわけではありません。
このようにした方が、ドラゴンが釣れる可能性が高くなるというぐらいで読んでいただければ幸いです。
では、具体的な釣り方をみていきます。
タナ
狙うべきタナは2つあります。
1つは底付近です。
もう1つは、タチウオがよく釣れるレンジよりも上のタナです。
つまり、タチウオがたくさん集まっているようなタナにはいないということです。
どちらかを狙うのようにします。
誘い方
狙うタナによって誘い方が変わってきます。
底付近を狙う場合は、スローなストップ&ゴーか、ゆっくりのただ巻きがおすすめです。
逆に、タチウオがよく釣れるレンジよりも上のタナを狙う場合は、高速のストップ&ゴーか、速いただ巻きがおすすめです。
よくやりがちなのは、シェイクやジャークを多用する釣り方です。
このような誘い方では、好奇心旺盛な小型が喰ってきてしまいます。
これでは、ドラゴンの前に小型ばかりが釣れてしまいます。
シェイクとジャークでは誘わないようにします。
テンヤのサイズ・カラー
テンヤのサイズは、できるだけ小型の方がよいです。
シルエットが小さいものの方が警戒心を与えません。
フォールスピードが速い方が反応がよいです。
これらのことから、おすすめはタングステンのテンヤです。
高価なものですが、試してみる価値はあります。
もちろん、普通のテンヤでも釣ることは可能です。
ドラゴンが必ず喰ってくるカラーなどありません。
カラーは、基本的にはグローでよいです。
グローは小型が喰ってくることが多いので、小型しか釣れない場合グローを使うのをやめます。
グローの量が少ないものや無発光のものを選ぶようにします。
エサ
エサは、イワシがおすすめです。
サンマの切り身は脂分が多いため、小型が先に喰ってきます。
ドラゴン狙いなら、イワシを使ってみるとよいです。
潮
潮が動き始める時や止まる直前がおすすめです。
2枚潮のような潮がヨレる時もチャンスです。
また、大潮などの潮がよく流れる日の方が良型が釣れやすいと感じます。
ここまででご紹介した釣り方を試してみてください。
もしかしたら、ドラゴンが釣れるかもしれません。
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