タルイカをご存じでしょうか?
マイナーなイカのため、釣りをしない人にはあまり馴染みがないかもしれません。
タルイカは立派な釣りのターゲットです。
ここでは、タルイカとはどのようなイカなのか、釣りの時期はいつなのかなどについてご紹介します。
タルイカとは
タルイカの正式名称はソデイカと言います。タルイカというのは通称です。
タルイカ釣りは福井県で盛んに行われています。
福井県を含む日本海側ではタルイカと呼んでいるので、釣り人の間ではタルイカという呼び名が広まっています。
他にも、地域によってアカイカ、ベニイカ、セーイカ、カンノンイカ、シンジュウイカなどいろいろな呼び名があります。
本州から沖縄にかけての沿岸に生息しています。
250mまでの幅広い水深で見られます。
海面近くまで浮いてくることもあります。
体色は鮮やかな赤色をしています。
30kgを超える個体もいるモンスター級のイカです。
10kgぐらいまでのタルイカであれば、比較的よく釣れます。
食用のイカとしては最大級です。
タルイカ釣りの時期
タルイカ釣りの時期についてご紹介します。タルイカ釣りは、例年9~12月頃まで行われます。
タルイカは回遊してくるイカです。
当然ですが、回遊してこないとまったく釣れません。
そのため、釣れ出す時期は年によって大きく異なります。
さらに、年によって回遊してくるタルイカの数が大きく異なるため、豊作・不作の差が激しいです。
まったくと言ってもよいほど釣れない年もあります。
釣れる年でも、全員がじゃんじゃん釣れることはほとんどありません。
よい人で10匹ぐらいまでのことが多いです。
1人数匹釣れれば、まだよい方という日も珍しくはありません。
あまりよくない日は、0匹ということも十分にあり得ます。
実は、おかっぱりからでもタルイカを狙えます。
釣りをする人は多くはありません。
釣り場にもよりますが、11~2月頃がおすすめです。
実績のある釣り場なら期待できます。
タルイカ釣りの時間帯
タルイカ釣りの時間帯についてご紹介します。タルイカは、日中は深場にいることが多いです。
暗くなると、表層付近まで浮いてくることがあります。
おかっぱりから狙うのであれば、夕マズメから夜間です。
船釣りも基本的には夜釣りで狙います。
狙うタナは船長から指示があります。
表層ばかりを狙うことはなく、指示ダナの範囲でタナを探りながら釣ります。
タルイカの釣り方
タルイカの釣り方についてご紹介します。釣り方は次のとおりです。
参考にしてみてください!