メバルと言っても、ターゲットはクロメバル(黒メバル)です。
クロメバル釣りと言えば、おかっぱりをイメージします。
しかし、船から狙うクロメバル釣りもあります。
ここでは、船からのエサによるメバル釣り仕掛けと釣り方についてご紹介します。
メバルの船釣りの時期
メバルの船釣りの時期についてご紹介します。メバル釣りは2~4月が最盛期です。
釣り自体は1~7月頃まで行われています。
寒い時期の釣りですが、船は釣り人で賑わっています。
メバル釣りの船釣り仕掛け
メバル釣りの船釣り仕掛けについてご紹介します。仕掛けは次のとおりです。
ロッド
ロッドは、オモリ負荷30~40号の胴調子のものを使います。
船用のメバル釣りロッドなら、なおよいです。
長さは2~3mです。
リール
リールは、小型の両軸リールを使います。
電動リールでも構いません。
道糸
道糸はPEの2~3号を使います。
船によっては、ナイロンを勧めているところもあります。
仕掛け
胴突き(サビキ)仕掛けを使います。
メバルは目がよいので、大きなサルカンや太いハリスはできるだけ避けます。
ハリスは1~2号、針は3~5本ぐらいがよいです。
透明の回転ビーズなどがよく使われます。
オモリ
オモリは、20~50号を使うことが多いです。
船長の指示に従います。
メバル釣りの船釣りのエサ
メバル釣りの船釣りのエサについてご紹介します。エサは、シラサエビなどのエビ類やアオイソメ、サバの切り身などです。
日によって、どのエサがよいのかわかりません。
そのため、何種類かは用意した方が無難です。
どのエサがおすすめかは、事前に釣り船で確認しておくとよいです。
メバル釣りの船での釣り方
メバル釣りの船での釣り方についてご紹介します。場所によって釣り方が異なるかもしれませんが、大阪湾などでは漁礁の上を流して釣ります。
常に船が動いていますので、根がかりには注意が必要です。
はじめに仕掛けを底まで沈めます。
着底したら、0.5~1m底を切っておきます。
その後、しばらくそのままアタリを待ちます。
アタリがなければ、軽くシャクるなど誘いをかけます。
メバルは、なかなか針に掛かってくれません。
用心深いためです。
エサをつついたりするなど、小さなアタリが続くことがあります。
この時に、無理に合わせてしまうと針ががりしないことが多いです。
自然に針に掛かるまで我慢する方がよいでしょう。
タイミングを見て合わせるのもありです。
しばらく待ってもアタリがなければ、仕掛けを回収してエサの確認をしてください。
タナを変えると、喰ってくることがあります。
いろいろとやってみてください。
大型のメバルを釣りたいのなら、底からやや上の方を探ってみるとよいでしょう。
あまりにもタナを上げ過ぎると、アタリがなくなってしまいますので、うまく調整しながら上げていくとよいです。
1匹喰ってきても、慌てて巻き上げないでください。
メバルは群れで行動していますので、まだ他にもメバルがいる可能性があります。
始めのアタリがあれば、数回リールを巻き上げて、しばらく追い食いがないか待ちます。
追い食いすれば、ちょんちょんと竿先にアタリが出ます。
さらに、重さが増したような感じがします。
ある程度すれば、仕掛けを巻き上げてください。
粘り過ぎると、針に掛かっているメバルが逃げてしまいます。
細い道糸を使っている場合は、無理をせず慎重に巻き上げてください。
ドラグ調整は、必ず事前にしておいてください。
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