モンゴウ(紋甲)イカをご存じでしょうか?
意外と知らない人が多いです。
ここでは、モンゴウイカの仕掛けと釣り方についてご紹介します。
船での夜釣りです。
モンゴウイカとは!コウイカとの違いは?
モンゴウイカは、コウイカ目コウイカ科コウイカ属のイカです。別名ではカミナリイカと呼ばれています。
房総半島以南に生息しています。
胴長が20cmを超える個体もいます。
背中には、独特の斑紋があります。
コーヒー豆のように見えます。
旬は春~初夏となっています。
身は柔らかくておいしいです。
西日本で人気の高いイカです。
モンゴウイカとコウイカの違いは背中の模様でわかります。
モンゴウイカは、上で述べたようにコーヒー豆のような紋様が特徴的です。
また、甲の先端が尖っているかどうかでも見分けることができます。
尖っている方がコウイカです。
コウイカハンターになるには
— ロキソニン隊長 (@PlayStation2281) October 20, 2016
覚えておくべき3種
コウイカ(スミイカ)
モンゴウイカ(カミナリ)
シリヤケ
コブシメが居るけどアレは瀬戸内海じゃ釣れないから除外 pic.twitter.com/ElQp1FK9NP
モンゴウイカ釣りの時期
モンゴウイカ釣りの時期についてご紹介します。モンゴウイカがよく釣れるのは、春(4~5月)と秋(10~11月)です。
アオリイカ釣りの時期とよく似ています。
春は産卵のために接岸してきます。
おかっぱりから大型を狙える時期となります。
ただ、寒くなるにつれて、深場に落ちていきます。
そのため、おかっぱりから釣るのが難しくなります。
10月以降の寒い時期は、船釣りでのモンゴウイカ釣りが人気となります。
モンゴウイカ釣りの仕掛け
モンゴウイカ釣りの仕掛けについてご紹介します。仕掛けは次のとおりです。
ロッド
ロッドは、船用のエギングロッド(ボートエギングロッド)がおすすめです。パワーのあるものがおすすめです。
長さは、2mほどでよいです。
リール
リールは、カウンター付きのベイトリールを使います。小型で十分です。
ライン
ラインはPEの3号です。中オモリ
中オモリは20~30号を使います。ハリス
ハリスはフロロカーボンの5~6号を使います。長さは180cm取ります。
エギ
エギは3.5号を使います。カラーは、ピンクとオレンジがおすすめです。
パープルやグローなど他のカラーも用意しておくとよいです。
どのカラーがよいかはやってみないとわかりません。
※ティップラン用の仕掛けでも釣ることができます。
ただし、他の釣り人とオマツリする可能性があるので注意が必要です。
モンゴウイカの釣り方
モンゴウイカの釣り方についてご紹介します。モンゴウイカを狙うポイントは、水深20m前後と比較的浅いです。
底は砂泥地です。
そのため、ほとんど根掛かりはありません。
釣りに行く場所によっては異なることもあります。
モンゴウイカは、底でエサを捕食しています。
そのため、ベタ底を意識して釣ります。
ハリスを20cmほど這わせるようにします。
180cmのハリスなら、底から160cm上げます。
これにより、エギは底か、少し浮いている状態になります。
誘いは、1~2回大きくシャクり上げます。
仕掛けが沈んでいく速さに合わせて竿を下ろしていきます。
元のタナに戻れば、10秒ほどステイします。
モンゴウイカはステイの時に乗ってくることが多いです。
アタリがなければ、基本的にはこれを繰り返します。
小さい誘いが有効な時もあります。
モンゴウイカのアタリは非常に小さいので、アタリに気づかないことがよくあります。
シャクり上げた時に、モンゴウイカが掛っていることに気づくことも珍しくはありません。
そのため、シャクリは大きく行わなければなりません。
そうしないと、エギを抱いているモンゴウイカがフッキングせずにバレてしまいます。
モンゴウイカ釣りは、底取りと大きめのシャクリが重要です。
それさえ意識すれば、釣れるチャンスは十分にあります。