メバリングが大人気のメバル釣り。
エサで狙うエビ撒き釣りも面白いです。
比較的釣りやすいので、初心者にもおすすめの釣りです。
ここでは、メバルのエビ撒き釣りの仕掛けと釣り方についてご紹介します。
エビ撒き釣りとは
エビ撒き釣りは、生きたエビを撒いて魚を寄せて釣ります。サシエサにも生きたエビを使います。
ウキ釣りなので、初心者でもアタリがわかりやすいです。
メインターゲットは、メバル・チヌ・スズキ(ハネ)であることが多いです。
エビ撒き釣りの時期!冬もできる?
3月頃になると、体力が回復してエサを喰うようになります。4~5月頃はよく釣れ、大型も狙えます。
水温が高くなる夏は、メバルはあまり釣れません。
夜が明ける前や深場を狙えば釣れる可能性はあります。
ただ、あまり期待はできません。
秋になると、メバルがよく釣れます。
10~11月頃がおすすめです。
小~中型が多いです。
メバルは、12~1月頃に産卵します。
産卵後すぐはあまり釣れません。
そのため、冬は厳しい時期になります。
ただ、メバルは年間を通して釣れる魚なので、まったく釣れないわけではありません。
エビ撒き釣りの仕掛け
エビ撒き釣りの仕掛けについてご紹介します。仕掛けは次のとおりです。
竿
竿は、磯竿の1.5号前後を使います。
長さは5m前後がおすすめです。
リール
リールはスピニングリールを使います。
サイズは2500番がおすすめです。
道糸
道糸はナイロンの1.5~1.75号を使います。
ウキ
ウキは棒ウキを使います。
0.5号前後がおすすめです。
夜間なら電気ウキを使います。
発光体も付けます。
ハリス
ハリスはフロロカーボンの1.5号を使います。
中オモリ
中オモリは0.5号を使います。
ガン玉
ガン玉の4~5号を使います。
潮が速い場合、海中で仕掛けを安定させるために打つことがあります。
針
針はチヌ針の1号を使います。
1本針です。
エビ撒き釣りのエサとエサ代
エサは生きたシラサエビを使います。サシエはもちろんのこと、釣る際にも撒きます。
サシエだけならそれほど数は必要ありません。
しかし、撒いて釣るので結構な数が必要となります。
そうなると、気になるのがエサ代です。
半日で2000~3,000円ぐらいです。
1日ならその倍となります。
ただし、撒く量によって大きく異なります。
釣れている時間帯は、撒く量を調整すれば消費量を抑えられます。
ちなみに、お金はかかりますが、たくさん撒けば撒くほど有利です。
エサの付け方についてです。
シラサエビは頬掛けにします。
シラサエビの下から脳みそに当たらないように針を刺します。
脳みそに刺すと弱ってしまうので注意が必要です。
エビ撒き釣りの釣り方
エビ撒き釣りの釣り方についてご紹介します。朝マズメの浮いたメバルを狙うのなら、ウキ下を1ヒロ半にします。
日が昇ると、メバルのいるタナは深くなっていきます。
時間帯やメバルの状況などによって、ウキ下を変えていきます。
まず、狙ったポイントへ仕掛けを軽くキャストします。
着水後、リールを少し巻いてアタリを待ちます。
次に、シラサエビを撒きます。
少量のシラサエビをヒシャクに入れます。
ヒシャクを手で押さえて何回か振ります。
このようにすることで、シラサエビが一時的に失神します。
失神したら、ヒシャクで仕掛けの周辺にシラサエビを撒きます。
この釣りは、釣れてても釣れていなくても、定期的にシラサエビを撒かないといけません。
釣れていない時ほど、撒かないとメバルが寄ってきません。
アタリがなければ、竿を軽くシャクります。
しばらく待っても、喰ってこなければ仕掛けを回収します。
元気なシラサエビと交換します。
メバルの反応がなければ、キャストする方向や距離を変えて、幅広く探ります。
遠くへ飛ばしたい場合は、仕掛けを少し重くするとよいです。
ただし、重くすれば感度が悪くなるので注意が必要です。
喰ってくれば、ウキの動きでわかります。
ウキが海中に入れば、合わせて巻き上げます。
アタリはあってもウキが入り込まない場合は、タイミングをみて合わせるとよいです。
うまくいけば、針掛かりします。
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